僕のこと/Mrs. Green Apple
はじめまして。Chandraと申します。
まずは「数学と音楽が好きな人」と認識してください。
記念すべき第一投稿目ですが、書きたいことは多いものの、なかなか定まらないので、あまり見栄を張らず、いつも曲を聴きながら考えたことを書こうと思います。
ちなみに私は朝起きてから夜眠るまで、四六時中音楽を聴いています。
そんな私が音楽を聴くときに意識するところとその曲を好きになる基準は、
「歌詞がいかに刺さるか」
です。小説を読んでいたこともあり、巧みな言葉遣いや語彙力に惚れてしまうのです。
そして好みは「パワフルな声質」です。
私の人生の多くに道しるべをくださったMrs. GREEN APPLEさんの歌を中心に、
ここに綴ろうと思います。
他にもいろいろなアーティストを聴きますが、追々PRして行けたらな、と思います。
では、本題に。
本日紹介する曲は
「僕のこと/Mrs. GREEN APPLE」
この曲を好きになったのは実はかなり最近です。
2020年2月15日に代々木国立第一体育館で行われた「エデンの園」の追加公演、セミファイナルに行ったとき、この曲の作詞・作曲者であり、Vo.である大森元貴さんがこのようなことをおっしゃいました。
「みんな、誰かと比べて、必要のない気持ちになったり、劣等感を抱いたりするんでしょう。そうやってつらくなるんでしょう。僕もそうだよ。」
記憶が曖昧で申し訳ないのですが、でもこの時私は、元貴さんは私にとって偉大過ぎる存在でしたから、このように悲しくおっしゃるのがとても衝撃的でした。
この曲は、このように始まります。
『僕と君とでは何が違う? おんなじ生き物さ 分かってる
でもね僕は何かに怯えている みんなもそうならいいな』
そしてこのように終わる。
『僕と君とでは何が違う? それぞれ見てきた景色がある
僕は僕としていまを生きてゆく とても愛しい日々だ』
これは全く同じ音、同じリズムで歌詞だけ違うのです。
最初は、人と自分を比べて「おんなじ生き物」なのに劣等感を抱えたり自分ばかりが悪く見えたり、そんな前を向けない日々が続くのです。
しかし最後は、「それぞれ見てきた景色がある」からみんな違う、人と比べることなく「僕は僕として」、自分の生きたいように生きる。なんて「愛しい日々」なんでしょう。
こんな風に私は受け取りました。
また、他の歌詞も抜粋してご紹介します。
『ああ なんて素敵な日だ
幸せと思える今日も 夢敗れ挫ける今日も』
『僕らは知っている 空への飛び方も
大人になるにつれ忘れる
限りある永遠も 治りきらない傷も
全て僕のこと 今日という僕のこと』
『僕らは知っている 奇跡は死んでいる
努力も孤独も 報われないことがある
だけどね それでもね 今日まで歩いてきた
日々を人は呼ぶ それがね 軌跡だと』
『ああ なんて素敵な日だ
幸せに悩める今日も ボロボロになれている今日も』
全て大好きな歌詞ですが、この辺にしておきます。
比べる必要などない、僕らにはそれぞれ「今まで」がある、というメッセージを感じました。悩むところ、悲しむところ、その度合い、みんな人それぞれです。
それを許せる自分、否定しない自分が大事なのだと思います。
「夢敗れ挫ける今日」や「ボロボロになれている今日」すらも、「素敵な日々」という歌詞は、衝撃的でした。
『軌跡』というワードがポイントだと思いました。
少し仏教哲学の話をしますが、今までの行動や言動、経験というものが蓄積され、今後の行動や言動はそれに伴って表に出てくる、という考え方をすることがあります。
決して無理をしろというわけではないですが、ここでどのように自分の心を保つか、自分を許せるか、という考え方をするだけで、負の連鎖は起こらなくなると思います。
自分より上の人を見て、劣等感を抱くよりも先に向上心を駆り立てるような、そんなシステムを心の中に作りたいと私は思います。
そうして自分を成長させたいと、常々思っております。
p.s.
自分の成長日記のようになる可能性があるな、と思いました(笑)
ためになることを発信出来たらなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。